テニス肘の原因と改善方法|整骨院での施術は効果ある?徹底解説
「最近、肘の外側がズキズキと痛む」
「タオルを絞るだけでも痛い」
──そんな症状があるなら、それはテニス肘(上腕骨外側上顆炎)かもしれません。
名前から「テニスをする人だけの症状」と思われがちですが、何日実際は家事やパソコン作業、工具を使う仕事など、日常的な動作が原因で起こることも多いのが特徴です。
この記事では、
- テニス肘の原因
- 放置するとどうなるか
- 整骨院での具体的な施術法
- 自宅でできるセルフケア
について、専門的な知識をもとにわかりやすく解説します。
「テニス肘かな?」と不安に思っている方や、「整骨院で本当に良くなるの?」と疑問を感じている方にとって、有益な情報となるはずです。
1. テニス肘とは?|正式名称とよくある症状
テニス肘の正式名称は「上腕骨外側上顆炎(じょうわんこつがいそくじょうかえん)」といい、肘の外側にある腱や筋肉が炎症を起こしている状態です。
代表的な症状は以下の通り:
- 肘の外側にズキッとした痛みがある
- タオルを絞る、ドアノブを回すなどの動作で痛みが出る
- 物を持ち上げるのがつらい
- 安静時は痛くないが、手を使うと痛む
これらの症状が、手や指を使う作業が多い人に多く見られるのが特徴です。
2. テニス肘の主な原因とは?
テニス肘の最大の原因は、筋肉や腱の使いすぎ(オーバーユース)です。
特に、手首を反らす動作(手の甲を上に向けて物を持ち上げるなど)を頻繁に行う人に発症しやすくなります。
▷ 日常生活の中にある「肘への負担」
- パソコンでの長時間タイピング・マウス操作
- 包丁を使った料理や洗濯などの家事
- 工具を使う大工・配管工などの手作業
- 赤ちゃんの抱っこや授乳時の腕の使い方
このように、テニスをしていなくても、日常動作の中で肘に負担がかかることで発症するケースが多いのです。
▷ 年齢・性別の傾向は?
- 30代後半〜50代に多い
- 男女問わず発症(家事やデスクワークが多い女性にも多い)
- 利き手側に出やすい
3. 放置するとどうなる?テニス肘のリスク
「ちょっと痛いだけだから」と軽視してしまうと、慢性化して回復に時間がかかるケースもあります。
▷ 放置による悪化リスク
- 肘の痛みが広がり、肩や手首にも影響が出る
- 痛みが続いて、仕事やスポーツのパフォーマンスが低下
- 最悪の場合、日常生活に支障をきたす慢性痛になることも
早い段階で適切なケアを行えば、多くの場合は数週間〜数ヶ月で改善します。
逆に、我慢し続けてしまうと長引いてしまうので、早めの対応が肝心です。
4. テニス肘の改善方法|整骨院での施術法とは
テニス肘に対して、整骨院では筋肉や関節のバランスを整える施術を通じて、根本的な原因にアプローチしていきます。
▷ 整骨院で行われる主な施術法
- 手技(マッサージ・筋膜リリース):
→ 炎症を起こしている部位周辺の筋肉の緊張をやさしく緩めます。 - 物理法(電気・超音波など):
→ 痛みの緩和や組織修復を早めるための補助的な施術。 - テーピングやサポーター:
→ 肘への負担を軽減し、日常生活を楽にします。
このように、「今ある痛みを抑える」と同時に、「再発しにくい体づくり」を目指すのが整骨院の施術方針です。
4. テニス肘の改善方法|整骨院での施術法とは(続き)
▷ 通院頻度と改善までの期間
テニス肘の症状や生活スタイルにより個人差はありますが、整骨院での通院の目安としては以下のようになります
- 初期〜急性期(痛みが強い時期):週2〜3回
- 回復期(痛みがやわらいできた時期):週1回程度
- メンテナンス・予防目的:月1〜2回
症状の軽い方なら数週間〜1ヶ月、慢性化している場合は3ヶ月〜半年ほどの継続通院が必要なこともあります。
無理なく続けられるペースで、施術者と相談しながら進めることが大切です。
5. 整骨院と病院の違い|どっちに行くべき?
テニス肘で通院を検討する際に、「整骨院でいいの?それとも病院?」と迷う方は多いです。
以下に、それぞれの特徴を整理してみましょう。
▷ 整骨院の特徴
- 筋肉や関節の動きに詳しく、手技による根本的なアプローチが得意
- 姿勢や身体の使い方まで含めて、再発防止までサポートできる
- レントゲンや投薬はできないが、生活動作・筋バランスの改善に強い
▷ 病院(整形外科)の特徴
- レントゲンやMRIなどの画像診断が可能
- 薬物療法や注射による症状の緩和が中心
- 状態が重度、骨や腱の損傷が疑われる場合は適している
▷ どちらがいい?迷ったときは…
- 痛みが強くて日常生活が送れない → まずは整形外科へ
- 慢性的な不調・筋肉の使い方に問題がありそう → 整骨院がおすすめ
- 両方を並行して通う(診断は病院、施術は整骨院)という選択も可能
「診断は病院で、ケアは整骨院」というように、役割を使い分けるのが現代的な通院スタイルです。
6. 自宅でできるセルフケアと再発予防法
テニス肘の改善には、整骨院での施術だけでなく、日常生活でのセルフケアも重要です。
▷ 基本のセルフケア
- アイシング(冷却)
→ 痛みや炎症が強いときは、1回15分を目安に冷やしましょう。
※ただし慢性化した痛みには温めが有効なことも。 - ストレッチ
→ 前腕の筋肉をゆっくり伸ばすことで、柔軟性と血流を改善。 - 使いすぎを避ける
→ 同じ動作の繰り返しを減らす。重たい荷物を片手で持たない。
▷ 再発を防ぐコツ
- パソコン作業時の手首・肘の角度を見直す
- 長時間の作業の際はこまめな休憩とストレッチ
- 日常的に前腕の筋トレ(軽負荷)や温熱ケアを取り入れる
こうした習慣を意識することで、再発予防や施術の効果をより高めることができます。
7. まとめ|早めの対応がテニス肘改善のカギ!
テニス肘は、放置すると慢性化しやすく、日常生活にも大きな支障をきたす可能性があります。
ですが、早めに原因を見極めて、適切なケアと施術を行えば改善は十分可能です。
整骨院では、痛みの緩和だけでなく、身体の使い方や筋肉バランスの根本改善にアプローチできるため、テニス肘の改善にとても有効です。
「このまま放っておいても大丈夫かな…」と悩んでいる方こそ、まずはお気軽に整骨院に相談してみることをおすすめします。



